入札・出品方法
金銅花銀の心葉(こころば)。これに添う畳紙の書付によって、寛延二年(1749)の新嘗会に勤仕した公卿の小忌の心葉と知れる。 心葉は神事奉仕者の斎戒を標識するもので、挿頭かざしを起源とし、これも畳紙に残る日陰の蔓とともに冠の巾子(こじの)前にかざす。古くは鍍金銀の枝に貝製の梅花を配して金銅の台に立てたと伝わる。