入札・出品方法
紀伊の守邸に空蝉の弟、小君の手引きで邸内に入った源氏は、伊予の介後妻、空蝉と継娘が灯をともして碁を打ち合うのをのぞき見る。源氏はこのあと寝所に忍び込み、空蝉は薄衣を残して逃れる。源氏は「空蝉の身をかへてける木のもとになほ人がらのなつかしきかな」と詠む。