入札・出品方法
般若寺の十三重塔は、建長五年(1253)に興正菩薩叡尊によって造立されたもので、その巨大さであたりを睥睨(へいげい)した。
大幅に比べ豆粒のように小さい石造の四方梵字を刻した塔心は、いつの時代かに本来の塔姿を離れ、香炉に転用された。大小の妙を見る。