雨森芳洲肖像画幅

出品オークション
品番
KR-037
サイズ
43×100 表具55×183
商品カテゴリ
最低入札価格
700,000円~
その他
112回カタログ表紙作品 付木箱(桐) 紙本 P軸端

物語

雨森芳洲の関連資料がユネスコの「世界の記憶」として登録されたことは記憶に新しい。芳洲の生まれ故郷である滋賀県高月町にある資料館がその「記憶」の一部を管理するが、その中に掲出とほぼ同構図、「蘆江」「建桂」の落款も共通する肖像画が存在する。作者の詳細、制作時期は未詳ながら、芳洲晩年の姿容をよく伝えている。

雨森芳洲(寛文八・1668~宝暦五・1755)は儒学者。高月町雨森の医師の子として生まれ、十八歳で江戸に出て木下順庵に師事した。また対馬藩に仕え、二度の朝鮮使節来日の際に真文役(応接と外交を担う)として活躍し朝鮮外交に尽力した。

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