2013年12月3日放送『開運!なんでも鑑定団』出品作品。評価額1000万円
「実は依頼品には原本といえるものがあり、それはサントリー美術館に所蔵されている酒呑童子絵巻。室町時代末期、1522年に狩野元信によって描かれたもので、依頼品はそれを見事に忠実に写している。
絵具の色使いや、詞書の部分も同じ筆跡で写している。これほど見事に写し、また絵具も大変良いものを使っているので、おそらく当時狩野家の中心にいた、かなり腕のたつ絵師が写したものと思われる。紙の質や絵具の調子を見ると、おそらく1700年代前半に描かれたものだろう。箱もその当時の箱ではないかというくらいに古いもので、全体に非常に状態がよい。」(番組HPより抜粋) https://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/