入札・出品方法
佩楯の歌留多板(煉韋)の裾段以外は各部を赤漆で一色に塗り固める。試し打ちの痕は、兜の正面に向かって左、左側頭部。加え、天頂のほかに四所の刀傷をみる。実戦を重視した具足で、細部を観察すると、軽武装のいわゆる足軽具足ではなく、質実剛健の領を確信させる。