入札・出品方法
眉庇の黒漆の剥離が惜しまれるが、いかにも戦国時代を思わせるのが好ましい。 鉢は頭高に形成し、小星は厘落に一行二十九点を打ち並べ、鍍金四段の低い鉢幡座を戴き、四点鋲をはじめ響孔、笠印付鐶などで飾らない。 当世形の眉庇には眉を力強く打ち出し、黒漆を施し、おおきめの角本を立てる。 吹返は小形で家紋を飾らず、当世形の「#」は盛上板札五段とし、鉄色(勝色)絲で毛引に威す。